教育
筑波大学藻類バイオマス・エネルギーシステム開発研究センター(ABES)は、一般社団法人藻類産業創成コンソーシアム加盟社及び藻類・バイオマスエネルギーに関心を持つ研究者・学生等を対象に、現在ABESが進めている研究について、講義及び実習を行っています。
筑波大学エクステンションプログラム
将来の藻類産業にバイオエンジニアやバイオケミストとして活躍できる人材の養成を目的としたプログラムで、そのために必要な知識や技術を講義と実習を通して習得できます。
一昨年前の初級コース、昨年の中級コースに続く藻類バイオマス技術講習会の上級コースを開講いたします。過去のコースで理解を深めてきた生産システム工学分野とグリーンケミストリー分野について実社会への応用に直結する実践的な技術や知識を習得し、バイオエンジニアやバイオケミストのスペシャリストとして藻類産業に携わる能力を有する人材を養成します。
- 2019年度 上級コースは、下記を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大を鑑み、大変残念ではありますが、実施を中止とさせていただくこととなりました。
お申込み先、詳細については下記URLよりご確認ください。
http://extension.sec.tsukuba.ac.jp/lecture/program0074/
開催場所:筑波大学総合研究棟B
開催日程:2020年3月23日(月)・24日(火) 各コース1日
時 間 | コースⅠ 3月23日(月) | コースⅡ 3月24日(火) |
藻類の生産システム工学 (藻類燃料)
石油の代替となる次世代燃料として注目される藻類燃料について各国の開発研究動向、ビジネス化の現状を講義形式で学びます。実習ではそれを実現するためのビジネスモデル、LCAを習得します。 |
藻類のグリーンケミストリー (藻類プラスチック)
従来のプラスチックに代わる環境負荷の少ないプラスチックの生産と活用が求められています。バイオプラスチックの一つである藻類プラスチックの製造技術とプロダクト化の現状と課題について講義形式で学びます。実習ではプラスチック原料となる藻類の培養方法と収穫方法について実際に生産施設を訪れて学びます。 |
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10:00-10:50 | 講義Ⅰ「藻類燃料ビジネスの動向」 | 講義Ⅰ「藻類プラスチックの実用化」 |
11:00-11:50 |
講義Ⅱ「藻類燃料の技術」 | 講義Ⅱ「藻類プラスチックの生産技術」 |
11:50-13:00 |
昼 食(各自) | |
13:00-15:50 |
実習 「藻類燃料のビジネスモデル・LCA」 |
実習「藻類プラスチックの材料生産」 |
16:00-17:00 | 修了式 |
修了式 |
1コースの受講費用:
一般企業(個人含む) 35,000円(税込)
藻類産業創成コンソーシアム正会員 5,000円(税込)
藻類産業創成コンソーシアム賛助会員 10,000円(税込)
大学生・大学院生 6,000円(税込)
高校生 5,000円(税込)
お申込み締切:2020年3月8日(日)まで(先着順)
過去のプログラムは下記よりご覧ください。
- 2017年度 初級コース
(http://extension.sec.tsukuba.ac.jp/lecture/program0006/)
- 2018年度 中級コース
(http://extension.sec.tsukuba.ac.jp/lecture/program0044/)
ライフイノベーション学位プログラム
i. 【Stephan Mayfield教授(UCSD)集中講義】
藻類バイオマスの基礎から応用分野で著名な University of California San Diego の
Stephan Mayfield 教授のバイオマス科学の集中講義を2019年度も実施いたしました。
藻類バイオマス利用についての食糧・健康・エネルギー・バイオプラスチック等への展
開を行っており、その状況について講義をしていただきました。
日時:2019年11月12日(火)-13日(水)
1限 8:40-9:55
2限 10:10-11:25
4限 11:45-13:00
場所:筑波大学 中央図書館 集会室
ii. 【GDRI WONDER WORKSHOP】
ナント大(仏)、マードック大(豪)、USCD(米)、筑波大(日)の4か国で組織
される藻類リサーチネットワークのボトリオコッカスワークショップです。
日時:2019年11月14日(木)9:00-17:00
11月15日(金)9:00-12:30
場所:筑波大学 中央図書館 集会室