ABES「COOL CHOICE」ポスターキャンペーン第三弾。
筑波大学構内の四季の風景とともにお届けします。
モデルは、グリーンケミストリー分野の大好孝幸助教です。
梅雨空の下、松見池周囲に咲くアジサイを背景に撮影を行いました。
(ポスターをクリックするとPDFが開きます。)
インタビュー
Q.研究内容は?
―――天然物化学の研究。動物や植物から新しい物質を探したり、それを化学的に作る研究をしています。
Q.研究を始めたきっかけは?
―――薬とか農薬に興味があってその成分がなにかなぁというのが最初のきっかけです。良く調べてみると天然物からとれたものが多いって気が付いて研究を始めました。
Q.研究への思い、目指していることは?
―――藻もそうですが天然物ってホントに数日でほしい有機化合物を作ってしまうんですね。
でも人の手では何年もかかってやっとその化合物を作れるようになる。人はまだまだ自然には勝てないってことですよね。でもいつかはほしい化合物をこういう設計図でやれば数日でできるよってところまで進化させたいですよね。
また、藻類のオイルがつくるスクアレンを原料として色々な医薬品を含む天然物へと変換できるような技術を開発したいと思っています。
Q.地球温暖化の防止のためにやっていることは?
―――スーパーのエコバッグを使ったり、なるべく自転車を使うようにしています。